研修会に参加しました


8月29日に開催された第44回〈暮らしの中の看取り〉準備講座に参加しました。今回の準備講座では『看取りをオープンに語ろう ~IMADOKOを活用して今できる事を考える~』と題して、日頃考えたり、オープンに語る場が少ない「看取り」について考えました。

 

くみサポメンバーの鈴木美和さんには、家族が突然末期癌と診断され、先の見通しが分からず不安でいっぱいだった時に

〈暮らしの中の看取り〉準備講座に出会い、講座で習った事を実践し、介護する側、される側の言葉に出せない思いを汲み取りながらお看取りした経験を話していただきました。

 

くみサポ代表の大井裕子先生からは人生の最終段階における身体機能の変化、「現状確認ツール IMADOKO」を活用して

今の状態を把握すると、家族が今できることが見えてくるというお話しがありました。

家族としてできることを知ることは患者本人の苦痛の緩和のために役に立ちますが、家族にとってもできることがあることは意味があります。

 

その後グループワークではいつもよりもたっぷり時間を確保して

・看取りについてどんなイメージを持ってますか?

・人生の終わり、死が近づいてきた時、どんなことを大切にしたいですか?

 をテーマに語り合い、他の参加者の考えをじっくりと聴く時間を持ちました。この講座でずっと大切にしてきた看取りを自分事として考える時間となり、とても有意義な時間でした。